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住宅ローンはローンを組むときだけでなく、10年後や20年後など将来のイメージをなるべく正確につかむことが大切です。昔なら終身雇用の中で収入も安定して増えていくことが事実上約束されていたので、サラリーマンであれば安心して住宅ローンを組むことが出来ましたが、今は違います。将来の自分がどうなっているのかが読みづらいだけに、簡単に知ることが出来る住宅ローンの未来については知っておきたいものです。

住宅ローンだけでなく、あらゆるローンの情報サイトとして知られる「E-LOAN」にもなかなか使えるローンシミュレーターがありますので、ここではそれを使ってみることにしましょう。

ここで必要になる情報は借り入れ希望額、返済期間、ボーナス返済の有無、ボーナス返済する場合はその金額、金利、返済方法、返済開始年月です。

借り入れ希望額については購入したい住宅の価格から自己資金を差し引いた金額です。3500万円の物件を購入したいと思っていてすでに1000万円貯金があるとしたら、ローン金額は2500万円となります。返済期間はおおむね最長35年ですから、35年以内でローンの期間を入力します。収入のあるうちに払い終えていることが望ましいので、定年が予想される60歳から現在の年齢を引いた数字を入れるのがいいと思います。ボーナス返済については考え方が分かれるところですが、自営業者の方はボーナスがあるわけではないので最初から考えないほうがいいですが、それではサラリーマンの方なら入れていいのかと言うと、そうとも言い切れません。今もらっているボーナスがずっと出続ける保証はありませんから、設定するにしても少なめにしたほうが確実です。もちろんボーナス返済を併用すると圧倒的に支払いは楽になりますから、ある程度の金額が見込めるなら計算に入れておくべきです。次に金利。これは最も大切な要素です。2007年11月現在、固定金利型住宅ローンの主力商品「フラット35」の金利は3%前後ですから今回の実験では3%としておきます。次に返済方法として「元金均等返済」と「元利均等返済」のどちらかを選びます。これは住宅ローンを組む際の条件として必ずどちらかになりますので、それを選びます。詳しくは別の項で述べますが、ほとんどの住宅ローンが元利均等返済なので、ここでは元利均等返済にしておきます。この条件でシミュレーションしてみると、以下のようになりました。

借り入れ金額が2500万円で30年の住宅ローンを金利3%の元利均等返済、ボーナス返済なしで組むと、30年間の金利は12944363円、支払い総額は37944363円となります。これを月々の支払い金額にすると、105401円となります。この金額が30年間続きますから、これを元に返済計画を立てるとかなりイメージしやすいですね。

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